袖ケ浦市 平岡公民館 国際理解セミナー(2025年度最終講座)2026年1月24日(土)
講師 露木 雅美

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演題 東アフリカでの社会基盤(インフラ)整備業務

 袖ケ浦市 平岡公民館において、12名の方々にご参加いただき、露木講師による国際理解セミナーが開催されました。

 講義のオープニングは、スワヒリ語ソング♪JAMBO JAMBO♪(こんにちは)の歌で始まる。
 自己紹介は青年海外協力隊、JICA無償資金強力事業等27カ国で活動経験があることを触れた。
 本講座は「タンザニア国の飲料水設備改善支援」をテーマとし、給水施設不足、不衛生飲料水、機材保守管理問題、 そして子ども達の生活問題、乾季の給水事情の課題を説明した。
 そして、実施支援では①機器取付と保守管理、②水質管理と検査方法、③地域住民からの利用料徴収と部品調達の方法等を村落住民に教育指導を行った。
 その結果、SDGS開発目標の達成効果で、
 ・開発目標の項目3:全ての人の健康と福祉の達成では、飲料水に因る下痢や皮膚病など疾患が減少した。
 ・開発目標の項目4:質の高い教育基盤の達成では、子ども達は勉強やスポーツに励む時間が持てるようになった。
 ・開発目標の項目6:安全な水とトイレの普及の達成では、村人は衛生的で安心・安全な生活用水が確保できるようになった。
しかし、持続可能な開発目標(SDGS)の目標達成100%ではなく、2030年の達成年度に向け 今後も長期的展望に立って「持続可能性のある国際支援活動」が必要である、ことを説明した。
 最後に、講師、参加者が一緒になって♪It’s a small world♪(小さな世界)を合唱して、とてもよい雰囲気で講演会が終了した。

<聴講者からの質問>
 Q1: タンザニア国政府の地方給水設備事業に係る財政支援はどれぐらいか?
 A: 地方への社会基盤整備事業への出資は少なく先進国からの支援に頼っている。
 Q2: 平岡地域は「上総掘り」発祥の地であり、途上国諸国へのこの技術支援は有効か?
 A: 青年海外協力隊員が「上総掘り」をタンザニアの沿岸地域にて活動した。
 Q3: JICA広報誌は、技術支援は多く掲載されているが、このような事業はどうか?
 A: 広報誌は、主に技術協力活動は掲載される。無償資金事業等は民間コンサルが関係するためあまり掲載しないようである。
 Q4:日本の上下水関連企業は、このような無償・有償資金事業に参加しているか?
 A: 近年は民間企業とコンサルタント等で「国際民間連携事業」として実施し、 都市部の投資事業のための上下水道事業が主で、地方村落ではない。

 <報告者の感想(良かった点、改善点など)>
 参加者は熱心に話を聞き、両方向の話が飛び交うよい講演会となりました。


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