八街市いきがい短期大学 第2回 2025年9月10日(水)
講師 添野 良一

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演題 剣道ボランティアが同輩に伝えたいこと

 18名の方々にご参加いただき、八街市いきがい短期大学 第2回講座を開催しました。

  「楽しく生きるという決心」が人生を豊かにするというメッセージを中心課題にして講演が続けられました。
任地ウルグアイの紹介で始まり、男性はあごひげを生やし、マテ茶を持ち、女性は長い髪を持ちとマニキュアをつけること 一般的であると説明していました。
更に、ウルグアィの街の様子、教会や公園、植物、樹木、車、食事などにも触れていました。
 後半は、なぜ日本の剣道は世界に受け入れられたのかを中心に、話が進み、剣道の動きには美しさがあり、 また学びやすいことがその理由だと結論づけていました。
また、「江戸時代はなぜ火縄銃をすてたのか」というテーマでグループワークを行い、平和な時代で鉄砲が必要なくなったことや, 日本には独自の文明があり、鉄砲は使わないという選択をしたと結論づけました。
 最後は、「思い」(夢)は必ず実現するし、逆に思いがなければ何も始まらないことを、 ウォルトディズニーの言葉をひきあいに出し、力説しました。
 そして、同年代の聴講者に向けて、楽しくいきることが人生を豊かに生きることのキーワードであると、話をまとめました。
参加者も熱心に話を聞き、グループワークにも積極的に参加し、暖かみのある講演会になりました。

<聴講者からの質問>
 Q: 戦後、天皇制が残ったことをどう思うか?
 A: 戦後国民の生活を最優先にした活動に徹したことを考えると、よかったと思う。
 Q: マレーシアで「日本は、負けを覚悟しながらでも戦争を戦ったことがすばらしい」と言う話をされたということですが、それはよく聞く話なのか?
 A: それほど多くは聞かないが、そういう風の考えを待っている人はいる。

<報告者の感想(良かった点、改善点など)>
   聴講者が、ほとんど同年代ということもあり、そのことに触れながら、同年代の生き様について熱く語る講演でした。
 ウルグアイの様子をテンポよく紹介するとともに、グループワークも取り入れ、参加者を巻き込み、雰囲気のよく講演がすすみました。
 最後に少しだけ触れた戦争に関する話題については、とても関心を持っている世代でもあることが感じられました。

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