19名の方々にご参加いただき、船橋市市民協働課の主催する海外異文化学習講座の第１回講座を開催しました。
船橋市市民協働課は7月に公募型交流会への応募を募っており、当会はこれに応募した。 8月に応募5団体へのヒアリングがあり当会も応じた。 8月下旬に、当会の交流企画が採用されたとの連絡を受けた。 この採用決定に基づき、標記の講座を実施した。
前半の約30分で「異文化共生について」と題し、JICAのボランティア事業や、 講師の種々の海外経験から異文化理解に必要となる考え方を説明した。 後半では「グアテマラ活動報告及びマヤ文明」と題し、 現地での生活面および廃棄物処理事業について講師の活動内容を報告した。 特にマヤ文明についてはなるべく多くの時間を割り当て、現時点で判明している実体と、 講師の考察を交えた講演方法で進められた。 二人の講師が連続して１時間半の講演を行なったが随所に参加者との意見交換が行なえる機会を設けた。
＜聴講者からの質問＞ 講演開始冒頭では参加者は遠慮があり発言は少な目であったが、終了近くになると活発な質疑応答が行なわれてきた。 JICAボランティア活動の目的についての質問、グアテマラでの活動内容や現地での今後の活動の展開などについて踏み込んだ質問もあった。 さらに日本的なやり方の適用可否など異文化理解につながる質疑も行なわれた。
＜報告者の感想＞ 質疑の内容から今回の異文化学習講座の講演趣旨は参加者に十分に理解されたものと考えられる。 講演中は参加者との双方向コミュニケーションを常に心がけていたが時間終了に近づいてからようやく活発な質疑が始まり予定時間を15分超過してしまった。 今後の反省点としたい。