今回実施した出前講座は、シニアボランティアの会として初めての試みの任国料理の紹介および実習であった。当初懸念されていた参加者数も、公民館側の積極的な働きかけにより8名の参加で行なわれた。
小久保夫妻によるヨルダン料理の発祥の説明から始まり、事前に準備されていたレシピに従い、 ターメリックライス、ヨーグルトソース、さらにはデザートとしてキャロットケーキづくりを楽しんだ。 エスニックな食材がふんだんに使われ普段なかなか味わえない料理を堪能できた。約1時間半の料理実習の後は参加者全員でヨルダン料理を楽しみ、おおいに会話がはずんだ。
ほとんどの参加者は料理に精通しており、小久保夫妻の説明をききながら、積極的に味付けなどを行なっていた。 特にヨルダンの珍しいスパイスなどには皆、興味を持ちながら味付けの調整を行なっていた。 参加者はすべて今日が初対面であったが料理が進むにつれ和気あいあいとなり、食事中は料理の話題でおおいに盛り上がっていた。
報告者の感想 初めての試みであり、また当初は参加者が少ないことが懸念されていたが、 公民館側の協力および小久保夫妻による種々段取りのおかげで大盛況に終わった。 特に参加者たちは料理実習が進むにつれ、積極的に参加する姿勢がみられた。 これは通常の講演会などの出前講座ではなかなか見られない状況であった。 公民館館長の吉野氏からも、この行事は大変に良いものであった、 また次回を宜しくお願いしたい、というコメントも頂いている。 材料費が予定を超過してしまったことは今後の課題としたい。