袖ケ浦市 平岡公民館において、16名の方々にご参加いただき、白鳥講師による国際理解講座が開催されました。
幸福度指数が1位だったこともあり、常に幸福度の上位に位置するバヌアツについて自身の経験からお話され、 幸福とは何かを問題提起する講演会内容でした。
バヌアツの子供には蒙古斑もあり、又、日本の説話と似た伝説が存在するなど興味深い話もあった。 バヌアツではフルーツやイモなどが自生し、食べるものに困る事は無い。そのため、金銭欲があまりない。 また、バヌアツには地下資源等がなく、他の国の植民地支配を受けなかった経緯がある。 経済発展をしなかったことが幸福度に繋がっているという示唆があった。 印象的な話として、他の発展途上国と異なり、子供達が外国人に対し物乞いをしないという話があった。
また、バンジージャンプの起原とも言われている竹で組んだ櫓から足に蔦を結びつけ飛び降りる儀式も 一般的に言われている成人になるための通過儀礼ではなく、ヤムイモの収穫祭で行われる儀礼であることなど、 多くの興味深い話があった。
とても考えられた講演構成になっており、わかりやすく有意義な講演内容であった。