市原市 五井公民館 五井楽学塾・秋 2022年9月16日(金)
講師 阿部 清司

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演題 開発途上国から学ぶ「現地人の目線で日本を見つめ直す」

 市原市 五井公民館において、63名の方々にご参加いただき、阿部講師による五井楽学塾が開催されました。

 阿部さんは帰国後たくさんの講演をされており、市原市では市津公民館でも講演をされていたが、 今回のように参加者が60名を超すのは初めてで、すこし緊張気味に始まりました。

 参加者の多くはアルゼンチンのことをよく知らないようなので、ブラジルと比較しながらアルゼンチンの人種と産業を話しされ、 南部の氷山や北部の世界一幅の広いイグアスの滝など、多彩な自然について動画を交えて説明されました。
 マテ茶の文化について、阿部さんが現地で購入したマテ茶の容器と茶葉を持参され、参加者にその香りを体験してもらいました。

 阿部さんは積極的に参加者の中に入って、彼らの質問に答える双方向の会話を心がけていらっしゃいました。
今回おタイトルの「現地人の目線で・・・」というのも、 自らアルゼンチンでの活動から学んだことで、その苦労話などを交えて、和気あいあいとお話しされていました。

 聴講者からの質問
 ・アルゼンチンは牧牛が盛んなようですが、牛革はどうですか?
  阿部さんは肉牛の輸出産業について報告されましたが、 牛革の調査はしておらず、素直に「勉強不足でした」と答えられていました。
 ・賃金や物価について質問があり、これは同伴された奥様が主婦の目線でお答えくださり好評でした。
 ・日本からアルゼンチンにはどうやっていかれたのですか?
  阿部さんはJICA手配の航空便(ニューヨーク経由)で32時間かかりましたが、もし皆さんが行かれる場合は旅行会社のツアーをお薦めします。 直行便はなく時間もかかりますが、「行ってみる価値はありますよ」とアルゼンチン旅行をお薦めしていました。

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