第1回目の八街国際理解市民大学では、千葉県JICAシニアボランティアの会出前講座担当の中西幹事より出前講座の概要と意義についての説明があった。
その後、記念講演として次の二つの講演が行われた。市関係者を含め14名ほどの参加があった。
国際野球連盟の一員としてフィリピンで実施された中高生野球交流の様子について当時の写真を交え紹介。当時の野球連盟会長の野村克也氏とのスナップショットなどもあり、楽しい雰囲気が伝わるものとなった。
三輪会長による講演は、単なるブータンの紹介やご自身のボランティアとしての活動内容の報告にとどまらず、ブータンが幸せの国と言われる理由を独自の視点から分析し興味深いものだった。仏教国家として人々がもつ殺生や輪廻転生などから見られる生命観を紹介し、日本人が今、失っているものは何かという問題提起を示し、有意義な講演だった。