思い出の写真

日本語補習校で指導 日本文化紹介(折り紙)
結婚披露宴禅やに伝統衣装と伝統化粧(ヘナ) 結婚披露宴で花嫁が踊りだす
結婚届のための衣装準備 役所での結婚届の参列者
犠牲祭に自宅で羊を解体 道路脇の羊のバーベキュー
結婚届の立会人 カルタゴ遺跡

レポート: チュニジアの人々               佐山清司

チュニジアの一般情報

チュニジアはアフリカ大陸の北部の中心地区の地域で南部のリビアとアルジェリアの国境地域は砂漠地帯であり、その砂漠の中にオアシス都市が点在している。地中海沿いの北部地域は肥沃な土地で農作物が豊富であり、小麦や沢山の野菜や果物を産出している。地中海沿岸漁業では地中海マグロを捕獲しての漁業が盛んである。

チュニジアの歴史

チュニジアよりカルタゴのほうが皆さんには馴染みが深い土地と思います。首都チュニス郊外のカルタゴは紀元前800年頃にフェニキア(現代のレバノン・シリア地域)の移民によって建設され、BC600年ごろには西地中海の覇者として君臨しておりました。その古代都市カルタゴの勇猛なハンニバル将軍が古代ローマ帝国に滅ぼされてから以来、この地は過去2000年以上にわたり他民族・異教徒・周辺敵国に寄る侵略・殺戮・略奪・改宗が連綿と続いてきた土地柄であります。フランス植民地から1956年共和国として独立しました。イスラム諸国のなかでは比較的穏健なイスラムの国であり、アラファト議長は1982から1994年まで亡命地としてのチュニスにPLO本部をおきました。

チュニジアの人々の気質

アラブ人特有の見栄っ張りな気質は民族衣装や男性のひげは象徴的です。自尊心の高さは日本人の比ではありません。女性、特に高齢者の女性は家庭の中で暮らす事が殆どです。都会の若い女性は最近かなり自由な服装をして街中を歩いておりますが、学校ではイスラムの風習のスカーフを着用する事が求められております。男は家庭の外の仕事を全てすることが多く、日常の買い物も全て男性がこなしております。街のカフェで朝からたむろしているのは全て男性です。

我々夫婦の異文化体験

そのアラブ人気性が織り成す盛大な家族のイベントに参加して大変興味深い文化体験をすることが出来ました。アラブ人家族に招かれたり、時にはアラブ家族の一員として行動する事もあり、我が家へ彼らを招いたりして、数多く多彩な楽しみを味わう事が出来ました。

結婚式

異文化体験の中で最も盛大な物の極めつけが婚約・結婚式でした。婚約から結婚披露宴まで延々と数多くイベントがあり、その全てがアラブの雰囲気で満ちており式次・衣装・化粧・食事までもが異国情緒一色になっておりました。婚約家族会議・婚約式・結婚届け調印式・結婚披露前夜祭・結婚披露宴と3~6ヶ月間続きます。その場面を写真で紹介いたします。

結婚の儀式の最後は結婚披露宴です。披露宴は予定時間より2時間も遅れたり、その開始時間が真夜中の11時半からであることもあった。結婚披露宴が最も多い時期は真夏の8月の夜です。その宴も酒なし・食事なし、お茶とクッキーだけで宴が延々と3~4時間続きます。

チュニジアの生活は日本よりも自由度が大きく、所得水準が日本の10分の1であっても、彼らの生活の方が幸せ度は高いと感じたのは私ばかりではないでしょう。これからは私も幸せ度アップを求めて今後の人生設計を立て直して充実させたいものです。

以上