うらやす市民大学本講座 『開発途上国から学ぶ』 第五回
講師: 伊藤 義博

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演題: コロンビア情勢と災害ボランティア

 今年度より「うらやす市民大学」で『開発途上国から学ぶ』というタイトルで9回の講座が計画されています。 うらやす市民大学のシリーズ講座『開発途上国から学ぶ』第五回として、2019年9月25日に伊藤義博講師による 「コロンビア情勢と災害ボランティア」と題した講座が開催されました。
 講師は終始笑顔で軽快に講演され、受講生は講義に集中できていました。質疑応答も飾ることなく真摯に対応されました。講義終了後の受講生からのアンケートにも、講師の対応がさわやかであったとの印象が書かれていました。講義全体として高いレベルでまとめられたと思います。
 以下講義内容を示します。

報告者: 登内

● コロンビア事情について

 コロンビア国の地理、経済情勢、民族、生活環境などについて4年間(2回派遣)にわたる自身の滞在経験を基に、わかりやすく説明されました。

● 異文化対応

うらやす市民大学_伊藤  自身が特に印象を受けた文化について、日本と異なる点が説明されました。受講生からの多くの質問に対して真摯に対応されていました。

● 活動内容紹介

うらやす市民大学_伊藤   2回の派遣内容が紹介されました。ビルの倒壊の動画が印象的でした。

● 気づきの提示

 講師は任国で異文化に接し、そこから日本が学べることを多数のキーワードを用いて提示しました。 受講生にとって、日本の文化を再認識するヒントになったと思います。

● 聴講者からの質問(抜粋)

  1. 貧富の差が生活面で悪影響はないのか→あまり感じなかった。スペインより独立を勝ち取ったという国民の連帯感が強いせいなのかも知れない。 収入の差により住居も決められている(エストラーダ)。
  2. JICAに応募した動機は何か、また何故2回もコロンビアに行ったか→正直なところ電車の広告でJICAの募集を知り、 当時の退屈な仕事から脱却したかった。コロンビアが気に入ったので再度希望した。
  3. 物価はどうか、またスマホなどはあるのか→スマホは日本と同様に発達している。料金も日本より安い。物価事自体は日本の半分である。
  4. 何かストレスを感じたことはあるか→スペイン語での仕事は大変だった。
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